会社概要|M1 Financeとは
M1ファイナンス(M1 Finance)は、2015年に米国シカゴで創業されたフィンテック企業です。
「Invest(投資)・Borrow(借入)・Spend(支出)・Earn(利得)」を1つのアプリでシームレスに統合することにより、長期投資を前提とした自動資産運用の仕組みを構築し、米国ではすでに100万人以上の投資家に選ばれています。
M1のコアテクノロジーは、ユーザー自身が設計できる「パイ(Pie)」型ポートフォリオ構成と、AIアルゴリズムに基づく自動リバランス機能です。これにより、個別銘柄の短期売買に依存せず、中長期的な視野でのスマートかつ継続的な資産形成が可能となっています。
さらに、投資資産を担保としたローン(M1 Borrow)、高利回りのキャッシュアカウント(最大年5%)、およびデビット・クレジットカードを含むSpend機能など、金融生活全体を一元化するインフラを提供しています。
日本のお客様へ
2025年、M1ファイナンスはアジア市場における戦略拠点として、東京に日本法人を設立しました。
日本オフィスでは、下記を中心とした事業を展開してまいります:
日本市場に最適化された資産運用サービスの開発・提供
投資家向け金融教育プログラムおよびイベントの開催
地域金融機関・大学・証券会社との業務提携・共同研究
特に以下の点を重視しています:
1. 円建て資産とドル建てポートフォリオの統合管理
2. 日本居住者向けの米国証券口座運用支援
2. 自動積立・自動リバランスのタイミング最適化(日本人投資傾向に対応)
4. ESG・テーマ型ETFを活用した分散投資エンジンのローカル開発
特定投資家向けの限定業務領域について
M1ファイナンス日本法人では、一般個人投資家向けサービスに加え、
一定の投資経験・資産規模を有する特定投資家(適格機関投資家・プロ向け個人)を対象とした機能も、限定的に提供してまいります。
具体的には以下のような業務分野で、段階的な展開を予定しています:
1. 日本市場におけるアフターマーケット(時間外取引)へのアクセス環境の整備
2. アルゴリズム活用による短期取引(いわゆるデイトレード)支援体制
2. 大口取引(1注文数千万円〜数億円規模)における執行最適化プロトコル
4. 国内外のIPO銘柄への選別的エントリー支援(取扱証券会社との連携)
5. 非公開金融商品(私募ファンドなど)に関する紹介・媒介体制の構築
これらのサービスは、金融庁の定める適格性基準に基づき、厳格な審査を通過した少数の登録ユーザーのみが利用可能となります。
M1は、すべての人に開かれたサービスではなく、選ばれた一部の投資家のために高度な投資空間を提供するという理念のもと、慎重かつ戦略的に事業を展開してまいります。